日記 + 最新小説保管 / 創作・版権二次創作 / 同性愛要素、性表現含
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一日遅れのポッキーの日。
ポッキーの日は昨日でした。
が、とりあえず一日遅れでアップです。
今回はRO。
通称ぱんだギルド、『ネイムレス』の賑やかな人達のお話です。
では、続きを読むからお進みください。
が、とりあえず一日遅れでアップです。
今回はRO。
通称ぱんだギルド、『ネイムレス』の賑やかな人達のお話です。
では、続きを読むからお進みください。
「なーなーなーなー、フェルうー。お願いマジお願い」
「んー、そうだねえ。どうしようかな」
にこにこ笑顔を浮かべ、ずずずっと湯飲みを傾け美味しそうにお茶を飲んでいるのは、このギルド宿舎の持ち主であり、ギルド『ネイムレス』のマスターであるフェル。頭にかぶったパンダ帽がトレードマークのブラックスミスは、湯飲みの中身を飲み干して幸せそうにふうっと息を吐いた。
普段はふらふらあちこちを放浪しているので、こうして宿舎でゆっくり居るのは久々だ。
「今さー流行ってるらしいんだよ。あのお菓子すんげー美味いって聞くし、お茶請けにも良いと思うんだよー。絶対ヒャルトのお茶に合うって!」
独特な衣装の裾をひらひらとはためかせながら、ガンスリンガーの乱がフェルの周囲にちょこまかとまとわりつく。猫を思わせる跳ねた金色の毛先が併せてぴょこぴょこと揺れた。
時間にしてすでにもう十五分ほど、こうやってねだられている。
別に茶菓子の一つくらい買ってあげること自体やぶさかではないのだが、元気の良い子犬のように周囲をきゃんきゃん飛び回られていると「ああ、家に帰ってきたんだなあ」という実感が持てて、それがなんとなく心地良く、ついついフェルはのらりくらりと返答を交わしていた。
「食べてみたい気はしなくもないねえ」
「ぜーったいフェル気に入るって!」
「そーだねえ、甘い物は好きだしねえ」
「そんな高くないしさ、だからおやつ代ってことで経費でさー」
「乱、またお財布すっからかんなのかい?」
「うぐっ」
「無駄遣いする子には、買ってあげるの悩むなあ」
自分と大して年は変わらないはずの乱は、子供扱いされたことをさして気にもとめず、決まり悪げに頬を掻く。
「やー、こないだバレットケースが露店で安かったからつい全部買いだめてさ……」
「成る程」
頭をかしかしと掻く乱を見ながら、それなら無駄遣いとは言えないか、とフェルは頷く。
基本的に浪費家な乱だが、ガンスリンガーの弾消費の激しさは理解しているつもりなので、その買い物は得心がいくのだ。
久しぶりに帰ってきたのだし、ギルメンを甘やかすのも悪くない――そう考えたフェルが、そろそろいいよと言ってあげようかと、口を開きかける。
そのとき、台所で洗い物をしていたもう一人のギルドメンバーでありサブマスターでもある、剣士のヒャルトが顔を覗かせた。
「おいおい乱、何騒いでるんだよ」
「あ、ヒャルト。いやほら、最近首都で流行ってるおやつあるじゃん。シャルル=オルレアンも認めた庶民のお菓子! あれをフェルに買って貰おうと思って」
「あー……あれか。なんだっけ、ポッキー」
「そーそー、ぽきっと折れるからポッキー。細長いクッキーみたいなのにチョコレートがコーティングされてて、絶対ヒャルトの紅茶に合うんだよ。だからさー」
普段からギルドの割符を握っているヒャルトを味方につけたいらしく、乱がぐっと拳を握って力説する。
「乱。そんなに食べたいのか?」
「食いたい!」
「俺買ってきたけど、それ」
「へ?」
「ん?」
自分と乱の二人分、気の抜けた声音が同時に重なる。
きょとんとして目を瞬かせている自分たちに、「だからさ」とヒャルトが繰り返す。
「もう買ってきたんだって。ポッキー」
瞳を輝かせた乱がヒャルトに駆け寄る。
「えー? マジマジ?」
「ああ。こないだプロ歩いてたら試食どうぞってサンプル配っててさ。結構美味かったから、試しに買ってみた。茶菓子の籠にいれといたんだけど、気づいてなかったのか。ほらこれ」
がさごそとお菓子籠の中からポッキーの箱を取り出したヒャルトに、乱が勢いよく抱きついた。
文字通り首に飛びつかれ、バランスを崩したヒャルトが「わわっ」とたたらを踏む。
そのまま後ろに倒れそうなところをかろうじて脚力で耐えているのを見て、随分鍛錬を頑張っているんだなあとフェルは見当違いの場所に感心する。
そろそろ転職も近いかもしれない。そのときは何かお祝いを用意しないとと思うフェルである。
「サンキューヒャルト、愛してる!」
「判ったから重いって乱」
んちゅーと何度も頬にキスを浴びせている乱と、しょうがないなと諦め半分で好きにさせているヒャルトを見ていると、子犬の兄弟を見ているようでほのぼのするのだ。
自分が居ない間も仲良くやっているのがよく判って安心する。
「じゃこれ、一袋貰うな! 月んとこにも持ってって食う!」
箱の中には複数の袋が入っていたようで、あっという間に箱を開封して一つ摘むと、乱が喜び勇んで階段を駆け上がっていった。
恐らく二階の自室に居るギルドメンバー、ハイプリーストの月喰のところへ直行したのだろう。
嵐が去ったあとの静けさというか、しーんとした部屋でヒャルトと視線がぶつかり、お互い軽く吹き出した。
「お疲れ、ヒャルト」
「ああ、まあな。や、まさかあんなに喜ぶとは思わなかったよ。ちょっと興味がわいて買ってみただけだったんだけど、正解だったな」
「そうだねえ」
「あ、湯飲み空っぽだな。おかわりは?」
「うん、お願いして良いかな」
「んじゃあ、せっかくだからこのポッキーをお茶請けにいただくか」
保温されていたポットから急須にお湯が注がれていく。
ただお湯を入れるだけなんて簡単なこと思っていたフェルだが、ヒャルトのお茶を飲んでからその考えを改めた。
お湯の注ぎ方ひとつで茶葉の開き方が変わるなんてことを知ることが出来たのはヒャルトのおかげだ。
ゆらゆらと立ち上る湯気に少しずつ香りがついて、ああそろそろ飲みたいと思った丁度良いとき、良い色になった急須の中身をヒャルトが湯飲みに注いでくれる。
熱々のそれを飲む一口目が限りなく幸せで、フェルにとっての『家の味』だった。
「はー。やっぱりヒャルトの淹れるお茶は美味しいな」
体の芯から、心の隅々まで暖かくなる気がする。
そして折角買ってきて貰ったというこのポッキーを食べてみようと、フェルは箱から一袋頂戴する。
「ヒャル、これ頂くよ」
「うん、じゃ俺も」
開封した袋の中から一本つまんで咥えてみると、甘さを控えたチョコレートの風味とクッキーらしき香ばしさが絶妙にマッチして、これは確かに美味しい。シャルル=オルレアンが庶民のお菓子と太鼓判を押すのも頷ける。一本食してみたところでお茶をずずっと頂くと、口内がすっきりしてお茶の風合いがより引き立つ。乱は紅茶と合うと言っていたが、なかなかどうして天津茶とも相性が良いようだ。
後を引くなーと思いながらフェルはもう一本咥え、ポッキーの箱を何気なく手に取った。
「へえ、四種類の味が楽しめます、って書いてある。袋ごとに味が違うみたいだねえ。乱が持ってったのはなんだろう」
「あー、えっと乱が持ってったのはナッツチョココーティングのやつ。今俺が食べてるのがマイルドミルクで、フェルのがビター。残ってるのがホワイトだな」
「ヒャル」
「ん」
「それ、マイルドミルクって美味しい?」
「うん」
「ふうん」
それならば、とフェルは軽く身を乗り出して、ヒャルトが咥えていたマイルドミルク味のポッキーの反対側をぱくんと咥えた。
ぎょっとして目を丸くしているヒャルトの様子を楽しみながら、そのままマイルドミルク味を食べ進める。ポッキーの長さ半分ほど食べてから、フェルは顔を離した。
瞳をしばたたかせているヒャルトににっこりと笑いかけて、
「んー、美味しい。マイルドミルクってのもいけるねえ」
「……びっくりするだろ、いきなり」
「驚かせた? ごめんごめん。味が違うんならそっちも食べてみたいなあって、つい」
「いや、だからって俺が食ってるの食べなくても」
まったく、と言って苦笑するヒャルトに、まあまあといいじゃないとフェルは目を細くして笑みを浮かべた。
食べたかったのなら、ヒャルトの持っている袋から摘めばそれで済むことだったのはフェルも勿論判っている。ただ単に、そうしたらヒャルトはどんな反応をするんだろうかと、フェルはそれも含めて楽しみたかったのだ。
「なんだかヒャルの味がしたよ」
「はあ? ……どういう意味だそれ」
「マイルドミルクって、ヒャルっぽいなあと思って」
「俺っぽい?」
不思議そうに首を傾げるヒャルト。
何でそう思ったのか、理由はフェルにもわからない。ただ何となく、ヒャルトを食べたらこんな味がするんだろうなあと直感的に思っただけなのだ。
ちょっぴりほろ苦いビターよりもマイルドミルクのようにほの甘い、笑顔の似合うサブマスターの頭を優しく撫でる。
「褒めてるって受け取ってくれたら良いよ」
「よく判らないけど、褒めてくれてるならありがたく受け取っておく」
ほのぼの穏やかな空気が居間を包む。
本当なら明日辺りまた旅に出かけようとしていたのだが――美味しいお茶とお菓子、そしてヒャルトの笑顔を見ていると、もう少しだけゆっくりと過ごすのも良いかもしれないと思うフェルだった。
「んー、そうだねえ。どうしようかな」
にこにこ笑顔を浮かべ、ずずずっと湯飲みを傾け美味しそうにお茶を飲んでいるのは、このギルド宿舎の持ち主であり、ギルド『ネイムレス』のマスターであるフェル。頭にかぶったパンダ帽がトレードマークのブラックスミスは、湯飲みの中身を飲み干して幸せそうにふうっと息を吐いた。
普段はふらふらあちこちを放浪しているので、こうして宿舎でゆっくり居るのは久々だ。
「今さー流行ってるらしいんだよ。あのお菓子すんげー美味いって聞くし、お茶請けにも良いと思うんだよー。絶対ヒャルトのお茶に合うって!」
独特な衣装の裾をひらひらとはためかせながら、ガンスリンガーの乱がフェルの周囲にちょこまかとまとわりつく。猫を思わせる跳ねた金色の毛先が併せてぴょこぴょこと揺れた。
時間にしてすでにもう十五分ほど、こうやってねだられている。
別に茶菓子の一つくらい買ってあげること自体やぶさかではないのだが、元気の良い子犬のように周囲をきゃんきゃん飛び回られていると「ああ、家に帰ってきたんだなあ」という実感が持てて、それがなんとなく心地良く、ついついフェルはのらりくらりと返答を交わしていた。
「食べてみたい気はしなくもないねえ」
「ぜーったいフェル気に入るって!」
「そーだねえ、甘い物は好きだしねえ」
「そんな高くないしさ、だからおやつ代ってことで経費でさー」
「乱、またお財布すっからかんなのかい?」
「うぐっ」
「無駄遣いする子には、買ってあげるの悩むなあ」
自分と大して年は変わらないはずの乱は、子供扱いされたことをさして気にもとめず、決まり悪げに頬を掻く。
「やー、こないだバレットケースが露店で安かったからつい全部買いだめてさ……」
「成る程」
頭をかしかしと掻く乱を見ながら、それなら無駄遣いとは言えないか、とフェルは頷く。
基本的に浪費家な乱だが、ガンスリンガーの弾消費の激しさは理解しているつもりなので、その買い物は得心がいくのだ。
久しぶりに帰ってきたのだし、ギルメンを甘やかすのも悪くない――そう考えたフェルが、そろそろいいよと言ってあげようかと、口を開きかける。
そのとき、台所で洗い物をしていたもう一人のギルドメンバーでありサブマスターでもある、剣士のヒャルトが顔を覗かせた。
「おいおい乱、何騒いでるんだよ」
「あ、ヒャルト。いやほら、最近首都で流行ってるおやつあるじゃん。シャルル=オルレアンも認めた庶民のお菓子! あれをフェルに買って貰おうと思って」
「あー……あれか。なんだっけ、ポッキー」
「そーそー、ぽきっと折れるからポッキー。細長いクッキーみたいなのにチョコレートがコーティングされてて、絶対ヒャルトの紅茶に合うんだよ。だからさー」
普段からギルドの割符を握っているヒャルトを味方につけたいらしく、乱がぐっと拳を握って力説する。
「乱。そんなに食べたいのか?」
「食いたい!」
「俺買ってきたけど、それ」
「へ?」
「ん?」
自分と乱の二人分、気の抜けた声音が同時に重なる。
きょとんとして目を瞬かせている自分たちに、「だからさ」とヒャルトが繰り返す。
「もう買ってきたんだって。ポッキー」
瞳を輝かせた乱がヒャルトに駆け寄る。
「えー? マジマジ?」
「ああ。こないだプロ歩いてたら試食どうぞってサンプル配っててさ。結構美味かったから、試しに買ってみた。茶菓子の籠にいれといたんだけど、気づいてなかったのか。ほらこれ」
がさごそとお菓子籠の中からポッキーの箱を取り出したヒャルトに、乱が勢いよく抱きついた。
文字通り首に飛びつかれ、バランスを崩したヒャルトが「わわっ」とたたらを踏む。
そのまま後ろに倒れそうなところをかろうじて脚力で耐えているのを見て、随分鍛錬を頑張っているんだなあとフェルは見当違いの場所に感心する。
そろそろ転職も近いかもしれない。そのときは何かお祝いを用意しないとと思うフェルである。
「サンキューヒャルト、愛してる!」
「判ったから重いって乱」
んちゅーと何度も頬にキスを浴びせている乱と、しょうがないなと諦め半分で好きにさせているヒャルトを見ていると、子犬の兄弟を見ているようでほのぼのするのだ。
自分が居ない間も仲良くやっているのがよく判って安心する。
「じゃこれ、一袋貰うな! 月んとこにも持ってって食う!」
箱の中には複数の袋が入っていたようで、あっという間に箱を開封して一つ摘むと、乱が喜び勇んで階段を駆け上がっていった。
恐らく二階の自室に居るギルドメンバー、ハイプリーストの月喰のところへ直行したのだろう。
嵐が去ったあとの静けさというか、しーんとした部屋でヒャルトと視線がぶつかり、お互い軽く吹き出した。
「お疲れ、ヒャルト」
「ああ、まあな。や、まさかあんなに喜ぶとは思わなかったよ。ちょっと興味がわいて買ってみただけだったんだけど、正解だったな」
「そうだねえ」
「あ、湯飲み空っぽだな。おかわりは?」
「うん、お願いして良いかな」
「んじゃあ、せっかくだからこのポッキーをお茶請けにいただくか」
保温されていたポットから急須にお湯が注がれていく。
ただお湯を入れるだけなんて簡単なこと思っていたフェルだが、ヒャルトのお茶を飲んでからその考えを改めた。
お湯の注ぎ方ひとつで茶葉の開き方が変わるなんてことを知ることが出来たのはヒャルトのおかげだ。
ゆらゆらと立ち上る湯気に少しずつ香りがついて、ああそろそろ飲みたいと思った丁度良いとき、良い色になった急須の中身をヒャルトが湯飲みに注いでくれる。
熱々のそれを飲む一口目が限りなく幸せで、フェルにとっての『家の味』だった。
「はー。やっぱりヒャルトの淹れるお茶は美味しいな」
体の芯から、心の隅々まで暖かくなる気がする。
そして折角買ってきて貰ったというこのポッキーを食べてみようと、フェルは箱から一袋頂戴する。
「ヒャル、これ頂くよ」
「うん、じゃ俺も」
開封した袋の中から一本つまんで咥えてみると、甘さを控えたチョコレートの風味とクッキーらしき香ばしさが絶妙にマッチして、これは確かに美味しい。シャルル=オルレアンが庶民のお菓子と太鼓判を押すのも頷ける。一本食してみたところでお茶をずずっと頂くと、口内がすっきりしてお茶の風合いがより引き立つ。乱は紅茶と合うと言っていたが、なかなかどうして天津茶とも相性が良いようだ。
後を引くなーと思いながらフェルはもう一本咥え、ポッキーの箱を何気なく手に取った。
「へえ、四種類の味が楽しめます、って書いてある。袋ごとに味が違うみたいだねえ。乱が持ってったのはなんだろう」
「あー、えっと乱が持ってったのはナッツチョココーティングのやつ。今俺が食べてるのがマイルドミルクで、フェルのがビター。残ってるのがホワイトだな」
「ヒャル」
「ん」
「それ、マイルドミルクって美味しい?」
「うん」
「ふうん」
それならば、とフェルは軽く身を乗り出して、ヒャルトが咥えていたマイルドミルク味のポッキーの反対側をぱくんと咥えた。
ぎょっとして目を丸くしているヒャルトの様子を楽しみながら、そのままマイルドミルク味を食べ進める。ポッキーの長さ半分ほど食べてから、フェルは顔を離した。
瞳をしばたたかせているヒャルトににっこりと笑いかけて、
「んー、美味しい。マイルドミルクってのもいけるねえ」
「……びっくりするだろ、いきなり」
「驚かせた? ごめんごめん。味が違うんならそっちも食べてみたいなあって、つい」
「いや、だからって俺が食ってるの食べなくても」
まったく、と言って苦笑するヒャルトに、まあまあといいじゃないとフェルは目を細くして笑みを浮かべた。
食べたかったのなら、ヒャルトの持っている袋から摘めばそれで済むことだったのはフェルも勿論判っている。ただ単に、そうしたらヒャルトはどんな反応をするんだろうかと、フェルはそれも含めて楽しみたかったのだ。
「なんだかヒャルの味がしたよ」
「はあ? ……どういう意味だそれ」
「マイルドミルクって、ヒャルっぽいなあと思って」
「俺っぽい?」
不思議そうに首を傾げるヒャルト。
何でそう思ったのか、理由はフェルにもわからない。ただ何となく、ヒャルトを食べたらこんな味がするんだろうなあと直感的に思っただけなのだ。
ちょっぴりほろ苦いビターよりもマイルドミルクのようにほの甘い、笑顔の似合うサブマスターの頭を優しく撫でる。
「褒めてるって受け取ってくれたら良いよ」
「よく判らないけど、褒めてくれてるならありがたく受け取っておく」
ほのぼの穏やかな空気が居間を包む。
本当なら明日辺りまた旅に出かけようとしていたのだが――美味しいお茶とお菓子、そしてヒャルトの笑顔を見ていると、もう少しだけゆっくりと過ごすのも良いかもしれないと思うフェルだった。
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● このブログはクロストラブル/38.1の高山アキが執筆する、サイトやイベント関連のご連絡・萌語りなどの雑記と、小説の新作をupしておく保管庫場となっております。
● 小説は、サイト内に移動されたものから、一定期間をおいてこちらからは削除させていただきます。
● ジャンル・CPなどよろずとなっておりますので、各記事の説明書きをお読みの上、閲覧ください。
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